こんにちは。エムズの堀江です。 今回はApple社のMacの話題です。
Mac 売却または譲渡する場合は、その前に、コンピュータのバックアップを作成し、一部の機能やサービスを無効にし、ハードドライブのデータを消去しておく必要があります。事前に済ませておくべき作業について紹介します。
実は。。。 弊社では、ホームページ制作時のオプション作業として、Mac PC(WindowsPC、ipad、iPhone含む)買い替えや各機材の購入アドバイス、 PCセットアップ、基本操作説明等、別途お仕事を頂くことが多々あります。 また、Macを導入したいけど自分で選ぶのは難しいと相談も多く、アドバイスも兼ねてApple店舗まで同行することもあります。
私はAppleのMacユーザーとして「今年で10年」です。 その前までは完全にWindowsユーザーでした(笑) WindowsもMacも、ある程度の修理は自分でやっちゃいます。 OSダウングレードやアップグレード、OSクリーンインストールはもちろん、 SSD交換、HDD交換、Wi-Fiルーター設置、ネット環境構築まで。 新しい Mac に移行する前の準備、詳しい情報がありましたので、ご参考にどうぞ!
新しい Mac に移行する前の準備
ファイルを新しい Mac に移動する方法については、こちらの記事を参照してください。 移動作業は、ハードドライブのデータの消去など、ほかの手順を実行する前に済ませておいてください。
バックアップを作成する
重要なファイルとデータの最新のバックアップを必ず作成しておきます。 macOS でデータをバックアップする方法については、こちらを参照してください。 iTunes からサインアウトする iTunes を起動します。
コンピュータ画面の上部または iTunes ウインドウの上部にあるメニューバーから、 「アカウント」>「認証」>「このコンピュータの認証を解除」の順に選択します。 Apple ID とパスワードの入力画面が表示されたら入力し、「認証を解除」をクリックします。 iTunes アカウントでお使いのコンピュータをすべて認証解除する方法など、 iTunes を使ったコンピュータの認証解除について詳しくは、こちらの記事を参照してください。
iCloud からサインアウトする
Apple () メニュー >「システム環境設定」の順に選択し、「iCloud」をクリックしてから「サインアウト」ボタンをクリックします。 iCloud データのコピーを Mac に残しておくかどうかを確認するダイアログが表示されます。この後の手順でハードドライブを再フォーマットするので、「コピーを残す」をクリックして先に進んでください。 iCloud からサインアウトした後も、iCloud のデータは、iCloud 上と、Apple ID でサインインしているほかのデバイスに残ります。
iMessage からサインアウトする
OS X Mountain Lion 以降をお使いの場合は、iMessage からサインアウトしてください。 メッセージ App で、「メッセージ」>「環境設定」の順に選択し、「アカウント」をクリックします。 お使いの iMessage アカウントを選択し、「サインアウト」を選択します。 ペアリングした Bluetooth デバイスをその後も使う場合はペアリングを解除しておく (オプション) キーボード、マウス、トラックパッドなどの Bluetooth デバイスを Mac とペアリングしていて、これらのデバイスを今後も使う場合は、ペアリングを解除しておきます。 この手順は必須ではありませんが、実行しておけば、コンピュータと Bluetooth デバイスの持ち主が変わった後でお互いがBluetooth の通信範囲内に入ってしまっても、Mac で誤入力が起きる事態を防げます。
iMac、Mac mini、Mac Pro のペアリングを解除する場合は、USB など、有線で接続するタイプのキーボードやマウスをご用意の上、以下の手順を実行してください。 Bluetooth デバイスのペアリングを解除するには、Apple メニュー >「システム環境設定」の順に選択し、「Bluetooth」をクリックします。ペアリングを解除するデバイスの上にポインタを置いて、そのデバイス名の横に表示される削除 (x) ボタンをクリックします。 確認のダイアログが表示されたら、「削除」をクリックします。
iMac、Mac Pro、Mac mini をお使いの場合は、USB など、有線で接続するタイプのキーボードやマウスをご用意の上、手順 7 を実行してください。
macOS を消去して再インストールする
Mac をまっさらな状態にする一番の方法は、こちらの記事の手順にそって、ハードドライブをフォーマットし直し、macOS を再インストールすることです。 macOS のインストールが終わったら、Mac が再起動して「ようこそ」画面が表示され、国/地域を選択するように案内されます。 Mac を工場出荷時の状態のままにしておく場合は、システム設定を続行せずにおきます。 この場合は、「command + Q」キーを押して、Mac をシステム終了します。新しい持ち主が Mac の電源を入れると、設定アシスタントが設定プロセスを案内してくれます。
Touch Bar を搭載した MacBook Pro 向けのオプションの手順
他社製のユーティリティを使って Touch Bar 搭載の MacBook Pro を消去する場合や、ターゲットディスクモードなどの別の方法を使う場合は、以下の手順を追加で行っておくと、Touch Bar の Secure Enclave からすべての情報が確実に消去されます。
macOS 復元から起動します。電源ボタンを押して Mac の電源を入れた直後、または Mac が再起動を始めた直後に、キーボードの「command + R」キーを押し続けます。 「macOS ユーティリティ」ウインドウが表示されたら、メニューバーから「ユーティリティ」>「ターミナル」の順に選択します。 ターミナルに次のコマンドを入力します。 xartutil --erase-all 「return」キーを押して、確認のプロンプトが表示されたら「yes」と入力し、もう一度「return」キーを押します。最後に、「ターミナル」>「ターミナルを終了」の順に選択します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー <以上、Appleホームページより>
個人情報の流出を防ぐため、Macを手放す時、非常に重要な作業ですね。 これはWindowsも同じです。
PCを手放す処置が分からず、物理的にHDDを破壊する人もいますが。。。 何も処置をせず、PCを手放すことは辞めた方がいいと思われます。 十分ご注意下さい。 また、会社でMacを使ってみようかな?とか、 ホームページ制作後、会社のPCで管理してみようかな? 何でも構いません。お気軽にご相談ください!